#author("2021-03-15T14:45:37+09:00","default:takataka","takataka") [[Graphics/JavaProgramming]] #author("2021-03-15T14:45:44+09:00","default:takataka","takataka") * 自宅等で Java のプログラミング環境を整えるためのほげ [#p7642a0b] //&color(red){''工事中''}; #contents **はじめに [#Introduction] - &size(16){&color(red){''この文書は,2020年度の「[[グラフィックス基礎及び実習>Graphics/2020]]」受講者向けに書いたものです.''};}; - &size(16){&color(red){''2021年度版はこちら:''}; [[Graphics/2021/Setup]] }; ここでは,主として「[[グラフィックス基礎及び実習>Graphics]]」の受講者を対象に,自分のPC等でJavaプログラミングできる環境を手に入れる方法を説明します. Java は Linux, macOS, Windows など様々なOSで使えます. インストールや設定の方法はググったらいっぱい出てくると思いますので,以下を参考にせず自分で調べていろいろいじるのもありです. 以下では,この授業で利用する龍大情報実習室Linux環境と同様のJavaプログラミング環境を用意することを想定して,次のことを説明しています: + JDK をインストールして使えるように設定する([[JDKって何?>Graphics/FAQ#JREvsJDK]]) + JavaFX をインストールして使えるように設定する([[JavaFXって何?>Graphics/FAQ#JavaFX]]) + エディタ Visual Studio Code をインストールして使えるように設定する ** Windows編 [#win] *** 注意 [#q7235b76] 以下に示している手順で Windows に Java 開発環境を導入した場合,ソースの日本語コードは Shift JIS にする必要があります.macOS や Linux のデフォルトである UTF8 とは異なるため,両者でソースをやりとりしたい場合,コードを変換する必要があります.くわしくは [[Graphics/FAQ#code]] へ. ***JDK + JavaFX ライブラリのインストール [#winJDK] Java の開発環境のうち,無料/フリーなものとしては,[[OpenJDK>https://openjdk.java.net/]]やそこから派生したものがあります. いろいろあるのですが,この授業的には,JavaFX も一緒にインストールできる [[Liberica JDK>https://bell-sw.com/]] が便利です.というわけで,ここでは Liberica JDK 11.0.6 のインストール法を説明します. + https://bell-sw.com/pages/java-11.0.6/ へ + 「Download Liberica JDK for Microsoft Windows 64 bit」という''ボタンを押したくなるけど押さない''. + ページのずっと下の方, Full version of Liberica includes LibericaFX and Minimal VM と書いてある下の, Microsoft Windows 64 bit 11.0.6+10 JDK(JREではない) のところ,「[[Download MSI>http://download.bell-sw.com/java/11.0.6+10/bellsoft-jdk11.0.6+10-windows-amd64-full.msi]]」 をクリックしてファイルをダウンロード. + ダウンロードしたファイルを開いてインストーラを起動,指示に従ってインストール + インストールできたことを確認するため,コマンドプロンプトを起動. > 左下のスタートメニュー>「Windowsシステムツール」>「コマンドプロンプト」~ < とする(起動後にタスクバーのアイコンを右クリックして「ピン留め」しとくとよいでしょう). + javac, java コマンドを実行すると,次のように表示されるはず. #pre{{ > javac -version javac 11.0.6 > java -version openjdk version "11.0.6" 2020-01-15 LTS OpenJDK Runtime Environment (build 11.0.6+10-LTS) OpenJDK 64-Bit Server VM (build 11.0.6+10-LTS, mixed mode) }} *** Visual Studio Code のインストールと設定 [#winVSCode] + Visual Studio Code (以下 VSCode)のサイトへ https://code.visualstudio.com/ + 「Download for Windows」をクリックするとインストーラのダウンロードがはじまる + ダウンロードされたインストーラを起動してインストール + 「スタートメニュー」>「Visual Studio Code」から起動.タスクバーにピン留めするのもよいだろう + メニュー等を日本語化する ++ 左下の歯車 > 「Command Pallette」 > 上部の箱に「config」と入力 ++ リストに「Configure Display Language」が出てくるので選択 ++ 「Install additional languages」を選択 ++ 一覧の中から Japanese Language Pack for Visual Studio Code を見つけて 「Install」を押す ++ ポップアップウィンドウが出て「Restart Now」と言われるのでクリック ++ VSCodeが再起動してメニューが日本語化される **Mac編 [#mac] ***Mac への JDK + JavaFX ライブラリのインストール [#macJDK] //&color(red){''工事中''}; Java の開発環境のうち,無料/フリーなものとしては,[[OpenJDK>https://openjdk.java.net/]]やそこから派生したものがあります. いろいろあるのですが,この授業的には,JavaFX も一緒にインストールできる [[Liberica JDK>https://bell-sw.com/]] が便利です.というわけで,ここでは Liberica JDK 11.0.6 のインストール法を説明します. + https://bell-sw.com/pages/java-11.0.6/ へ + 「Download Liberica JDK for Apple macOS 64 bit」という''ボタンを押したくなるけど押さない''. + ページのずっと下の方, Full version of Liberica includes LibericaFX and Minimal VM と書いてある下の, Apple macOS 64 bit 11.0.6+10 JDK(JREではない) のところ,「[[Download DMG>http://download.bell-sw.com/java/11.0.6+10/bellsoft-jdk11.0.6+10-macos-amd64-full.dmg]]」 をクリックしてファイルをダウンロード. + ダウンロードしたファイルを開いてインストーラを起動,指示に従ってインストール + インストールできたことを確認するため,ターミナルを起動. > Finderで「アプリケーション」>「ユーティリティ」>「ターミナル」 < とする(起動後にDockのアイコンを右クリック>「オプション」>「Dockに追加」しとくとよいでしょう). + javac, java コマンドを実行すると,次のように表示されるはず. #pre{{ $ javac -version javac 11.0.6 $ java -version openjdk version "11.0.6" 2020-01-15 LTS OpenJDK Runtime Environment (build 11.0.6+10-LTS) OpenJDK 64-Bit Server VM (build 11.0.6+10-LTS, mixed mode) }} *** Visual Studio Code のインストールと設定 [#macVSCode] + Visual Studio Code (以下 VSCode)のサイトへ https://code.visualstudio.com/ + 「Download for Mac」をクリックするとアプリのダウンロードがはじまる + ダウンロードされた ZIP ファイルをダブルクリックして展開し,できた「Visual Studio Code.app」を「アプリケーション」へ移す + Finderから「アプリケーション」>「Visual Studio Code」を起動.Dockのアイコンを右クリックして「オプション」>「Dockに追加」しとくのもよいだろう + メニュー等を日本語化する → [[#winVSCode]] の同じ箇所へ