Frequently Asked Questions の略です. このページは,龍谷大学理工学部数理情報学科の「グラフィックス基礎及び実習」に関する FAQ をまとめたものです.
対応しているプラットフォームの違いにより,Java には Java SE/Java EE/Java ME の三種類があります.プラットフォームとは何かの説明も含めて教科書第1章に説明があります.授業で扱うのは Java SE です.
javac -version
開発元が配布しているJava関連ソフトウェアのうち主なものには,JRE(Java Runtime Environment)とJDK(Java Development Kit)の二種類があります. Javaのプログラムが「実行」できればよいだけなら前者を,「開発」(プログラミング)をしたいなら後者をインストールする必要があります.おおざっぱかついい加減な説明ですが,java コマンドでプログラムを実行するために必要なものだけ集めたものが JRE で,それにコンパイラ (javac) なども加えたものが JDK って感じです. JREの方は,OSやブラウザと一緒に,知らない間に自分のPCにもインストールされている場合もあります.
この授業では,グラフィックスを描くプログラムを作ったり,GUI(Graphical User Interface, マウスを操作してボタンを押したりメニューを選択できるような仕掛け)を備えたプログラムを作ったりします. このようなことをするためには,Java 標準の AWT や Swing というソフトウェアライブラリを使う手もあるのですが,この授業では(および,この授業で利用する教科書では)JavaFX というライブラリを使います.
JavaFX は AWT/Swing の後継として開発されたもので,複雑なGUIを備えたソフトウェアの開発がより簡単にできる,タブレットやスマートフォン向けのインタフェイスも備えている,といった特徴があります.
Java SE 11 の JDK には標準では JavaFX は含まれていません.
こちらへどぞ Graphics/JavaProgramming
工事中
「Windows環境で作った日本語入りのJavaのソースファイルをLinux環境でコンパイルしたらエラーになった」 というのが典型例ですが,日本語入りのソースファイルを異なる環境に持って行くといろいろややこしいことになります.
というわけで,二つの環境間で「ソースファイル」のやりとりが必要な場合は,文字コードに気をつけて,変換してやる必要があります.
ちなみに,VSCode等の高機能なエディタは様々な文字コードのファイルを読み書きできます.
ここでは,計算機室のLinux環境でテキストファイルの文字コードを変換する方法を紹介します.
計算機室のLinux環境には,nkfというソフトウェアがインストールされています. Hoge.java という名前のファイルがあったときに,次のように実行すると,Hoge.java の文字コードをUTF-8(計算機室のLinux環境に対応したもの)に変換し,改行コードもLinux等UNIXで一般的な形式に変換できます(正確に言うと,Hoge.java を変換したファイルを一時的に作って Hoge.java を上書きする).
$ nkf -w -Lu --overwrite Hoge.java
オプション次第で,変換先の日本語コードにSJISやEUCを指定したりもできます. 詳しくは
$ man nkf
を参照してください.
いろんな手がありますが,以下が簡単でしょう