グラフィックス基礎及び実習 2020年度 授業の進め方と準備 †[edit]
2020-04-09 作成
この授業は,本来は龍谷大学情報実習室の Linux 環境を使って実施の予定でしたが,みなさんご存知の通りの事情により,実施方法を大幅に変更せねばならなくなりました.
現時点では,この授業は,以下のことを前提とします.
- 自宅等で受講者のみなさんが自由に使えるPCを持っている
- そのPCに(必要に応じてスマホ等にも)後述の Microsoft Teams のアプリをインストールしている
後述の説明にしたがって準備してください.
ただし,0410金の授業までに準備が間に合わない方や,使えるPCがない方は,初回はまずはスマホ等での参加で構いません.
その場合も,後述の説明にしたがってスマホ等に Teams アプリのインストールをしておいてください.
PCを所有していない方や,所有しているけれど条件が合わない(この授業で使用するソフトウェアが動作しないなど)方については,様々なレベル(授業担当者高橋/学科/学部/全学)で支援の方策を検討中です.
情報は随時お知らせしますので,以下からたどれる各種のお知らせに注意してください.
ex00 step1 †[edit]
この授業を受講する方は,ここからはじまる各 step について,事前に以下の準備をしておいてください.
- OnlineClasses を参照して,この科目のチーム(今後,Graphicsチーム と呼ぶことにします)への参加登録をしてください.
そのチームに投稿されたお知らせを確認してから,ここへ戻ってきてください.
- Teamsのアプリは,PC(あれば)とスマホ(きっとある?)の両方にインストールしておいてください.
- 以下の調査への回答をお願いします.
- 龍大Teamsの「先端理工/理工_オンライン対応」チーム でやっている,「自宅や下宿のパソコン環境・インターネット環境についての調査」
- これは,龍大ポータルサイトの 2020.04.08付の記事「自宅や下宿のPC環境・インターネット環境に関する調査(重要)」で書いてあるのと同じものです
ex00 step2 †[edit]
win mac
この授業では,次のようなPCを利用することを想定しています.
- win Windows10 のPC
- Windows8 以前でもいけそうだけど,推奨しません
- mac macOS の Mac
- OSは,最新版(Catalina)か一つ前の(Mojave)くらいを想定
自分のPCのバージョンを確認しときましょう.macOS のバージョンの確認は,「左上のりんご」 > 「この Mac について」から.
PCを持ってない方/持ってるけど準備が間に合わない方は,初回授業時の案内を参照してください.
ex00 step3 †[edit]
PCをコマンドラインで操作するため,Windowsでは「コマンドプロンプト」,Macでは「ターミナル」というソフトウェアを利用します.いずれもOSと一緒に最初からインストールされています.起動できることを確認しときましょう.
Windows編へ macOS編へ
ex00 step3 Windows編 win †[edit]
- 「コマンドプロンプト」を起動するには,次のようにします.
左下のスタートメニュー >「Windowsシステムツール」>「コマンドプロンプト」
起動後にタスクバーのアイコンを右クリックして「ピン留め」しとくとよいでしょう.
- 起動したコマンドプロンプトのウィンドウ内で dir というコマンドを実行すると,今いる場所にあるファイルを一覧できます.
やってみよう.こんな感じ:
C:\Users\takataka> dir (キーボードから入力したのは dir と Enter)
C:\Users\takatataka のディレクトリ
2020/04/09 19:47 <DIR> .
2020/04/09 19:47 <DIR> ..
:
2020/04/09 21:17 <DIR> Desktop
2020/03/19 15:02 <DIR> Documents
2020/04/09 20:49 <DIR> Downloads
:
実際には,みなさんのWindows PCではおそらく
C:¥Users¥takataka> dir (キーボードから入力したのは dir と Enter)
みたいに,\ ではなく ¥ が見えてると思います.この辺,ややこしい事情があるのですが,ここでは説明しません.以降の説明では,これらの記号を置き換えて読んでね.
- 出力の意味をちょっとだけ理解しよう.
この dir コマンドは,龍大情報実習室Linux環境の ls コマンドと同様に,「カレントディレクトリ」(コマンドを実行する際の現在地)のファイル等の一覧を表示するコマンドです.この場合,カレントディレクトリは
C:\Users\takataka
です.
Linux のディレクトリ構造を表す文字列は /hoge/fuga みたいに / が区切りでしたが,Windows では \ です.「C:\」て何やねんて気になるひともいると思いますが,ここもややこしい事情があるので説明しません.
この例では,このディレクトリの中に Downloads や Desktop といったディレクトリが入ってるようですね.
ex00 step3 macOS編 mac †[edit]
- 豆知識
- 以下の「Dock」というのは,たいていの場合画面下にいるアイコンが並んだ部分のことです.
- トラックパッドを搭載したノート型のMacで「右クリック」相当の操作をしたいときは,二本指でタップまたはクリック(「システム環境設定」から設定変更可能)
- 「ターミナル」を起動するには,次のようにします.
- Finderを起動(Dockの顔のアイコン)を起動
- そのウィンドウ内で「アプリケーション」を選択
- 「ユーティリティ」へ移動,その中に「ターミナル」がいるので起動
起動したら,Dockのアイコンを右クリック>「オプション」>「Dockに追加」
としときましょう.
- 起動したターミナルのウィンドウ内で ls コマンドを実行して,今いる場所にあるファイルを一覧してみよう(龍大情報実習室Linux環境の ls コマンドと同様).
起動直後のカレントディレクトリ(コマンドを実行する際の現在地)はホームディレクトリなので,その中身が一覧されるはず.こんな感じ
sunfish12:~ takataka$ ls
:
a.out hoge.c
Desktop Download
: