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JupyterLab のインストール †[edit]
Python では,様々なソフトウェアパッケージ(ライブラリということもある)を利用できます.
pip / pip3 というコマンドを使って,それらをインストール・管理できます.
pip / pip3 を使って,JupyterLab をインストールしてみましょう.
JupyterLab というのは, Jupyter Notebook を閲覧実行するためのものです.
- インターネットに接続した状態で,PowerShell / ターミナル 上で次のようにコマンドを実行します.
>pip3 install jupyterlab
「pip3 コマンドが見つからない」という結果になる場合は,Python のインストール時に「Add Python 3.9 to PATH」にチェックを付けるのを忘れてる可能性大です.Python をアンインストール(Winの場合)してからインストールし直しましょう.
- pip3 によるソフトウェアパッケージのインストールでは,「jupyterlabをインストールしたい」 →「そのためには「ほげ」が必要」→「「ほげ」には「ふが」が必要」...といったパッケージ間の「依存関係」がある場合に,必要なパッケージを適切な順序で自動的にインストール・アップグレードしてくれます.
画面を眺めていると,jupyterlab を入れる前にいろんなものをインストールしてるのがわかります.
- インストールがうまく行っても,最後に次のような警告が出る場合があります.
WARNING: You are using pip version 20.1.1; however, version 20.2.2 is available.
pip3 コマンド自身のバージョンが古いよって言ってます.上記の行の直後に,pip3 自身のアップグレードの方法が示されてますので,気になるひとは実行したらよいです.
NumPy, Matplotlib のインストール †[edit]
科学技術計算パッケージ NumPy と,グラフ描画パッケージ Matplotlib もインストール.
>pip3 install numpy
>pip3 install matplotlib
JupyterLab の起動と終了 †[edit]
(1) JupyterLabの起動
- PowerShell / ターミナルを開く.VSCode 内ではなく,独立したPowerShell / ターミナルウィンドウを開くのがよいでしょう.
- そこで次のようにコマンドを実行します.
> jupyter-lab (ハイフン「 - 」に注意)
- PowerShell / ターミナル上にメッセージが出てくるとともに,ブラウザで以下のような画面が表示されます.初回起動時は,どのブラウザで開くか選択させるウィンドウが出てくるかも.

(2) JupyterLabの終了
とりあえず何もせずいったん終了しましょう.
- ブラウザ内の JupyterLab のメニューの「File」 をクリックして,一番下 の「Shut Down」を選択(メニューの行数が多くてスクロールしないと見えないことがあります).
- ブラウザ内の JupyterLab のタブを閉じる,またはブラウザそのものを終了する(忘れずに).
- PowerShell の方に
Shutting down kernels
のような表示がされて,jupyter-lab コマンドの実行が終了しているはずです.
Shut Down の操作は,PowerShell 上で CTRL+C を2回押すことでも可能です.